私は冬になると防災のことをよく考えます。関西出身・在住なので阪神大震災の特集に引っ張られているのかもしれません。
備える前は防災グッズって何か特別な物の集合体のような気がしていましたが、準備をしてしまえば、あらビックリ、日常の物で8割はまかなえてしまうのですよ\(^o^)/
で、つい先日、もう一歩踏み込んでみようと実際に被災された方が出版されている本を読んでみました。
被災者の方々のあの日を追体験でき、足りていない防災が見えてきます。
ちなみに被災者の体験をまとめた本はいくつもありますが、なぜこの本を選んだかと言いますと「ミニマリストこそ防災である」という主張に大変共感したからです。
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被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40 東日本大震災を被災したママ・イラストレーターが3・11から続けている「1日1防災」 [ アベナオミ ] 価格:1,296円 |
リアルなシュミレーションこそ最大の防災
本のタイトルに「被災ママ」とありますが、どの立場の人が読んでも役に立たせることのできる本だと思います。独身の私でも「あ~それは盲点!」ってポイントがいくつもありました。
例えば、地震で割れ物やガラスが割れてしまった時に、アナタなら何を使って処理しますか?
普通は掃除機ですよね。でも停電時はコード式の掃除機は使えないのですよ。
著者のアベナオミさんはハンディタイプを持っていたために何とかできたと書かれていました。
あとやっぱり光(懐中電灯や光るおもちゃ)は精神の安心に大きく左右したそうです。
私も停電を経験したのですが夜は思った以上に闇だし、懐中電灯の光も部屋の照明には全然及びませんでした。
なので私はアウトドア用のランタンを防災として買い足しましたよ。
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我ながら良い物を手に入れたと思うのでちょっと自慢させてください\(^o^)/
まず充電方法が5種類もあるんです!
災害時はUSB充電と車載充電は現実的じゃないと思いますが、3種類もあれば何とか明りは確保できるはずです。
そしてそして、携帯の充電もできるのです。
「大丈夫だった?」ってラインで電池がガンガン消費されてしまいます。
そんな時に家族の安否がまだ確認できていなかったら不安でたまりませんよね。
連絡手段が断たれない環境を作れるのは心強いですよ。
私自身、6月におきた大阪の大地震を体験して自分の防災の足りなさに気が付きました。
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防災は「停電したら?」「ライフラインが断たれたら?」って被災のシュミレーションから成り立っていますが…
被災者の声を基にして作った防災本は、一例で紹介した掃除機のような、もっと日常生活に密接した生々しい困難を教えてくれるのです。
「こんなことも被災時は難しいのか」とシュミレーションの甘さを実感しました。