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魔法少女のステッキ

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【感想】 『シャーロック・ホームズの冒険』 コナン・ドイル

シャーロック・ホームズの冒険コナン・ドイル あらすじと感想

〈あらすじ〉

 ロンドンにまき起こる奇怪な事件を追って神出鬼没する名探偵シャーロック・ホームズは、その怜悧な推理と魅力的な個性で読者を魅了する。近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集。

 赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う『赤髪組合』、乞食を三日やったらやめられない話『唇が捩れた男』など10編。

 意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアあふれる作品集である。

  • ボヘミアの醜聞
  • 赤髪組合
  • 花婿失踪事件
  • ボスコム谷の惨劇
  • オレンジの種五つ
  • 唇の捩れた男
  • 青いガーネット
  • まだらの紐
  • 花嫁失踪事件
  • ぶな屋敷

 

〈感想・ネタバレ有り〉

 悩み、事件を持った人びとがシャーロック・ホームズの元へ助けを求め訪れる。依頼者から得られる情報と現地調査によってホームズは奇怪な事件の謎をひも解いていく。

 

 「シャーロック・ホームズ」作品を読むのは初めてなのですが、ホームズという人物は多くの作品にパロディ化され登場しているので、「はじめまして」な気がしないです。

 

 すでに勝手な人物イメージができあがってしまっています。私の中のホームズは『天才・偏屈・謎解き以外興味なし』です。

 

 ですが本物の(?)ホームズはまあ、よく喋る。饒舌です。さらにコミュニケーション能力もある。(探偵ゆえの能力か?)

 「謎解き以外は全くダメ」という私のイメージをまるっと覆してきました。もしかしたらホームズってオチャメな人なのかも…?ワトスン君の方がちょっと使えなくて、私はビックリしている。

 

 

 シャーロック・ホームズといえば工藤新一名探偵コナン)。

 工藤新一はシャーロック・ホームズに憧れて探偵をやっているのですが、個人的には工藤新一とシャーロック・ホームズの謎解きって方向性が全然違うと思います。

 

 ただ一つ私が知っている情報は、工藤新一は携帯の暗証番号を『4869(シャーロック)にするほど熱狂的なシャーロキアンであるということ。

 『コナン』という名前も本作の著者コナン・ドイルからもらっていますよね。

海外作品を読む難しさを再実感した

 作中に「たった4ポンド」や「120ポンドも」といったお金について多々描かれています。

 しかしながら、ポンドがいったいいくらを表しているのか、何ポンドが平均収入なのか、金銭感覚がわからないので、登場人物たちがお金に踊らされる様に共感しにくいのです。

 

 「移動時間に2時間」なんて事件がありますが、それもこの国ではありがちな移動時間なのか、それともホームズの知名度ゆえに遠くから人が訪れるのかわからないのです。

 

 その国の基本情報が頭に入っていないと、なかなか物語に没頭できないのが、小説を読んでいて悔しかったです。