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魔法少女のステッキ

好きなことを好きなだけ。

新撰組のモテ男を推測してみる

新撰組1の美男子は沖田総司ではない!?

 どういうわけか新撰組ファンの中には、若い女性が少なくない。そこで盛り上がるのが”美男子”談義である。特に『沖田総司』の名前は良く挙がるそうだ。

 私自身もこのようなイメージを持っているが、『沖田総司=美男子』は小説の世界からの映像化でのことにすぎず、史実ではないのである。

では沖田総司はどんな顔をしていたのか。

 佐藤家の伝承(*)にこんな記述がある

「ひら顔で目が細く、ヒラメみたいな顔をしていた」

*佐藤家=土方歳三の姉が嫁いだ家

「ヒラメ顔」から想像できる顔は、美男子とは言い難いのではないだろうか。

 

美男子と記述が残る3人の男

 それは佐々木愛次郎・土方歳三原田左之助である。

 佐々木愛次郎は19歳の若さで暗殺されている。

彼の風貌にはこんな記述が存在する。

「顔もからだも白く(中略)、”古今の美男なり”」 【永倉新八の記述】

 また遺体が発見された際も、佐々木の風貌は二条城勤めの若侍ではないのか?と噂された程だったという。

土方歳三

 土方歳三が役者のような顔だった、という記述はたくさんある。また写真という物証もある。

 女遊びにも困らなかったのだとか。(副長だったのでお金もあったし)

原田左之助

彼にもこんな記述があります。

「中々怜悧な男で、且つ容姿端麗、子供心にも美男であったと認めて居ります」 (松山藩の内藤素行)

 ちなみに「原田左之助は愛妻家」という一説があるが、これは不明。子供は可愛がっていたみたいだが…。

愛妻家という説を色濃く唱えられる理由として次のことがある。

 永倉新八らと会津へと渡る際に、原田は急に「江戸へ戻る」といいだしたらしい。

永倉新八はこのときの原田について「妻子の愛着に心ひかれて、とうとう、うまい言葉を設けて江戸へ戻った」と憎々しげに回想している

 ところが、妻子の元へ本当に戻ったかは明らかになっていない。

近藤のもとへ行こうとした、という説もあれば、たんに癇癪を起こしたのではないかという説もある。(短気だったらしい)

 

ダークホース?近藤勇もモテ男だったかも!

 近藤勇というば、どっしりとした男というイメージを持つ人も多いと思うが、若いころはそうとう遊郭に通っていたらしい。女遊びのお金が払えず、近くの酒場で働いたことも…。

 そんな近藤だがついに妻をもつこととなる。

幾つかの見合い話(それも美人ばかり)が持ち込まれたが、近藤はなかなか首を縦に振らなかった。

 そうして、そんな近藤が選んだ『つね』という女性は顔にあばたのある、あまり器量の良くない女性であった。

その理由を近藤は次のように述べている。

「美しい人は貞淑を欠くのが世の常である。しかし醜女はみずから分限をこころえているので、真心をもって主人に仕え、常に控えめでいるものだ。わたしがことさらに美醜にこだわったのは、この婦人の”徳”を得たいと考えた」からである」

 

 妻になる女性を「醜女(しこめ)」呼ばわりはどうかと思うが、この言葉から女性には不自由のない人生だったのではないかな、と思っている。

参考文献:新撰組の謎 加来耕三