魔法少女のステッキ

好きなことを好きなだけ。

死神の精度 伊坂幸太郎


f:id:arasukkiri:20150723013325j:plain



死神の精度 伊坂幸太郎 読みました\(^o^)/

あらすじ
死神は対象者の死の可否を調査する役割をになっている。
一週間調査したのち対象者に「可」の判断をくだすと、調査8日目に死が実行される。

この本の死神は自らを「千葉」と名乗り対象者の調査を行っている。


死神の精度
死神と藤田
吹雪に死神
恋愛で死神
旅路を死神
死神対老女

の6章からなっている。

私個人としては
『死神と藤田』『恋愛で死神』がとても面白かった。『死神と藤田』では死神の設定が活きてきて、物語の展開を左右する様になってくる。第1章では主人公が死神である必要性を感じられなかったので、なおさら惹き込まれた。

 『恋愛で死神』は荻原という男が調査対象者である。この荻原という男、すごくいい人である。荻原の言い回しや、言葉選びがわたしはとても好きでした。穏やかに話が進んでいくのもとても心地よかったです。

死神が主役なので死とはきってもきれない本であるが、シリアスで話が進むわけではない。むしろコミカルに描かれているように感じた。死神の千葉のキャラクターが大きく貢献しているからであろう。

千葉は人間の独特の言い回しが理解できない。『あいつは甘い!』『砂糖の味がするのか?』みたいなコントみたいなシーンも度々出てくる。

段々と千葉の天然が可愛く見えてくるのでちょっと悔しい(笑)

伏線の回収も見事で読んでいてとても楽しかった。